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時を告げる

人の顔を踏むな。ちょ、ちょっと…目が潰れる。

悲しいかな、至福の安眠魔法がほどける時を告げる。
まだ寝ていたい誘惑を振り切るため、膝を立ててゆっくりと足を組む。
ももを抱え込みながら胸の位置まで引き上げると、左右を逆に組み替えて同様に軽いストレッチをする。
いやいやながらも重い体をベッドから起こすと、ちょうど視聴予約が起動して6時55分を告げる。
朝が来た♪

灰色が赤茶けた猫は空の器をジッと見つめ、さらなるプレッシャーをかけてくる。

9/6/2023, 4:24:35 PM