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弱くて 、弱くて、未熟な心が。何度も壊れ、助けられ、立ち上がり、その時感じ関わり合った他者の心とその成り立ちに関心を持ち、深く熟考し、時に系統化し、自分のモノとして偏りなく全て吸収できたとして。その形は意外にも同じ形に集束するのではないかと感じる。
世の中に起こる経験が、何万通りとして組み合わされて、揉まれて叩いて丸めて、1人の心を変形していく。
ただ、1人の人生で経験できる事柄は意外と少ないように思う。荒波から守られて幸せに生きれば生きるほど。知ろうとしなければしないほど。構成要素は絞られていくだろう。
心の旅路をゆく中で、透明な地図があるとして考えようか。自分の産まれた環境、1番近くかかわり合う人々のもつ、心の形や考え方が基盤となるであろうから、そこが出発地点とされる「はじまりの地」のようなものといえるだろう。
そこから離れ、様々な人に出会う過程でじわじわと自分の地図を書き足していく。ゲーム的に言えば、条件を解除してエリアを広げ、それらを選択して攻略していくことにあたるだろうか。
そのうちで、関心の薄いエリアや、魔物が居るエリアには寄り付かなくなるだろう。
しかし、その過程で見逃してしまった、レベルアップに必要な隠れアイテムも存在するだろう。それらをどこまで徹底して探すかはプレイヤー次第である。それは心でも同様で、合わない人や興味のもてない人に対して、
「どうしてそんな考えに至るのか」と貪欲に研究しようとする人もいるだろう。それはゲームレベルアップと同様に、自分の心のレベルアップにいかに固執するかに関わると感じる。
そういった取りこぼしを減らし、効率化しようとする物も現れるだろう。そういった時頼るものとして、ゲームなら攻略本、攻略サイト、長年のプレイヤーの知恵があげられるだろうか。これらは心においての、心理学や精神医学とその研究、啓発本、長寿者の知恵にあたるのではないかと考える。これらは共通して、「地図全体」を完成させようとしている、もしくはそれに近いピースをもっていると考えられるだろう。

より広い世界を知り、自分を深めようとするものにしか知りえない領域が存在すると私は感じている。ただ、その過程で得たアイテム、知見を振りかざしたり、自分の為だけに使ったりするようでは、寂しい旅になるだろう。
心の旅を熱く、あたたかく、厚いものにするには、
決して威張らず、正義を定めず、正しさを押し付けず、
仲間の歩みに合わせる幸せと、それらを面倒くさがらず慈しむ気持ちをもつことがカギになるのではないかと感じる。

#心の旅路

12/28/2025, 2:46:41 PM