君が穏やかな顔で寝息を立てている。それを見ていると自然と顔が綻ぶ。どんな夢を見ているのだろう。そっとその頬を突っついた。柔らかく押し返される指。もう一度突っつくとむにゃりと口元が動いた。それでも起きる気配はない。流石にこれ以上触れば起きてしまう。それでもその顔をもう少し見ていたい。「時間が止まればいいのにな……」
9/19/2023, 2:09:20 PM