「アオハルのベンチ」
唇に指をつけて笑う仕草とか
目蓋を閉じたときに見える長いまつ毛とか
その全部が愛おしくて
不意に問いかける、ねぇ…から始まる
二人だけの恋の話をしよう
まだ”あどけない青いボクらの話を
小さなベンチに座って
内緒で抜け出した誰も居ない夜の公園で
丸い目をして流れ星を指さしてたね
燃え尽きた光の後のしょぼくれた顔とか
その全部が大好きで
左肩に寄り掛かり、静かな時の中で
ただいつものように笑って
くだらない話の始まりはいつも
ねぇねぇって”決まってキミからで
世界の片隅の小さな二人だけど
きっと何よりも幸せな時の中にいる
下手くそでわざとらしくて
そんなキミの甘え方がいい
キミのふくれっ面が見たくて
気づかないふりしてみたり
やっぱり笑ってほしくて頭を撫でてみたり
この小さなベンチの何気ない時間…
でも本当はどんなキミでもいい
ただ側に居られることがなによりも大切で
二人ずっと一緒なら”それだけでいいんだ
だからほら、ねぇ…から始まる
二人だけが分かる話をしよう
まだ”あどけない青い春のベンチに座って
世界の片隅で二人だけの恋の話を”LaLaLaLa…ねぇ…
1/10/2024, 5:02:35 AM