あの日、君を好きになった日。
あの日、君に恋愛相談乗られたとき。
あの日、君に振られたとき。

｢勇気を出して言っちゃいな！｣
というアドバイスに、
｢君が好きです｣と真正面から言えば、
｢え、俺だったの？｣と引き気味な君の顔。
｢っあー、ごめん｣と面倒くさそうに続けて、
｢お前のこと恋愛対象として見たことないわ｣
と、へらりとした顔。
心が騒いだ。
泣きたくなった。けど泣かなかった。
バカにされそうな雰囲気だったから。
｢俺のことはもう諦めて欲しい。
これは俺からのおねがい。じゃ。｣
とすらこらさっさと帰路に着く君を、
遠くから眺めるだけだった私。

あの日、君に振られて、悲しかったはずなのに。
もう、好きじゃないのに、
嫌いになりたいのに…なれないっ、。
もう好きじゃないのに、嫌いなのに、
なんで君を想うの……？

１５５テーマ【好きじゃないのに】


泣きながら読んでください（

3/25/2024, 3:28:45 PM