月子

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記憶の海  2025.5.13

突然の雨で傘もなく
急いで近くの建物で雨宿り
雨足が強くなり
しばらく時間がかかりそうだ

建物の窓に大きな雨粒があたり
したたり落ちていく 滝のようだ
雨音を聞いていると切れ切れの映像が
頭の中に写し出された
こんなふうに雨を観察した日があったような

広大な記憶の海をたどる
祖父母の家でのお留守番
雨が窓に当たり流れるのが不思議で
絵に描いて遊んだ思い出だ

5/13/2025, 11:46:31 AM