『忘れられない、いつまでも』
«小さい頃の残酷な思い出»
私はいじめらしきものにあったことがある
キモいとか、とにかくそんな言葉を投げかけられたことがある
確かに私はキモかった
顔も可愛くないし
声も気持ち悪いし
小学生低学年にしては背も高かった
そして私には信用できるごく一部の人間にしか言っていない秘密があった
それは
傷から出来た大きな「あざ」だ
それを見られたとき
同級生女子:うわきっも!こんなとこにあざがあるんだけど!
最上級生1:うわマジだ!きっも!!無理無理!
最上級生2:マジかよ…
私:………
キモくてごめんなさい
私は心の中でずっとそう思ってた
これが私の小学生に経験した出来事だ
これは数日で忘れられ、私は何事もなかったかのように楽しく振る舞った
私は言われた次の日もちゃんと学校に来て
友達とあって
楽しく遊んで、勉強して
楽しい毎日を送っている
でも、それ以来そのあざはなにがなんでも人に見せることはしなかった
あのとき周りから言われた言葉が怖くて
私は変なんだ
キモいんだ
普通じゃないんだ
気持ち悪いんだ
って考えが今もずっと残ってる だから
あざが見えそうになっても、
毎回何かしら工夫に工夫を重ねて見えないようにしている
それは今も続いている
なにがなんでもバレないように
普通になれるように
主役の脇役にだけでもなれるように
そう思ってる
何を言われようと絶対に学校には行く
行くのが普通だから
そう思っていなかったら、今頃登校拒否中だ
まぁ、キモいとか言われて次の日学校に行くずぶとい神経があったのは
私の持つ異常なほどの鈍感さと、意地っ張りさが勝ったからだろう
きっと言った奴もビックリしたはず
何でこいつきてんだよぉー!神経どうなってやがんだー!ってねw
でも、あの時のことは絶対に忘れないし、
忘れられない
今も、これからも
~現在大学生活満喫中~
5/10/2023, 8:34:20 AM