「双子のゴスロリ姉妹」
とある国に、とても美しい姉妹が居ました。
姉妹は、ゴスロリの服を着ていて、
華やかな生活を送る貴族の一員でした。
誰からも愛される姉妹でしたが、
ある日突然、妹は姿を消しました。
姉は、妹を必死で探しましたが、
なかなか見つかりません。
姉は、協力者を集めて、国外の方まで探すと、
悪名高い国の城で
牢屋に閉じ込められた妹を発見しました。
妹は、やせ細っていて、
「王様に恥ずかしい事いっぱいされた。
最初はすごく嫌だったんだけど…」
と、姉に言いました。
「これ以上、言わなくて良いから
さっさとこんな所、出ましょう」
と、姉は妹を連れて城を出ました。
姉妹は、自分の国に戻り、
姉は、妹を入院させて、治療し始めました。
姉はこの時、ある事に気づきました。
妹が首輪していたのです。
「この首輪、どうしたのよ?」
姉は、妹に聞きました。
「王様との愛の証」
と、妹は言ったので、
「こんな物、外しなさい」
と、姉は妹の首輪を外そうとしました。妹は
「嫌!外さない!」
と、必死に抵抗しました。
姉は、妹は正気じゃないと思いました。
「自由になって、幸せな気持ちだけど
王様の匂いがまだ残ってる…」
「今まで、悪い夢を見てたのよ。
今は、治療に専念しなさい」
姉は、妹の病室を後にしました。
姉は、純潔を失い、壊れて行く妹を見て、
悲しい気持ちになりました。
次の日、妹は姿を消しました。
姉は、妹を探そうとしましたが、
「きっと、あの王様の所に行ったのね。
今度は探さないわよ。
あの子を壊した王様が許せないけど、
それが、あの子が選んだ道だもの」
と言い、姉は悪名高い国の方を見ました。
7/6/2022, 1:21:08 AM