七雲

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私は何がきても大丈夫!
例え嵐が来ようとも、、ね笑
そう言って私の最初の仲間は死んだ
まぁ、、詳しく言うと生死不明だが
でも、、1人で敵に突っ込んで行ってから今日で
「、、、、1年かぁ」
寂しくないわけがない、だってその死んだ子は
私の初めて出来た仲間で、、、相棒で
私が、命を懸けても守ると、、、初めてそう誓った相手だったのに
「ねぇ、、、零華、、、会いたいよ」
その呟きは、騒がしい街に吸い込まれて消えた
、、、、零華は死んだ
認めがたい事実、、、それでも私は会いたい
そう思ってたら、、、
『、、、ただいま、星奏』
その声が、、、聞こえた
二度と聞こえないはずのその声が
私はその瞬間、泣き崩れた
これでもかと言うぐらいには泣いた
目の前が涙で霞む
何も見えない、、、だけど
霞む視界の中で、、、大切な相棒の姿だけは
はっきりと私の視界が捉えていた
「もう、、二度と1人で行かないで」
その声が、、、私と彼女の間に響き渡った

お題『嵐が来ようとも』

7/29/2024, 3:12:56 PM