小学生の頃めっちゃ音読得意だったんです
で、よくいい間違えたり微妙に言葉をちがく読む同級生たちを見てひらがな読めないのかと思ってたんですよ
でも今になって分かります
一語一句間違えずに読むことを気にしすぎるのは実は対応力の成長の邪魔をしていたんだなと
中3の時に生徒会に入っていろんな式の司会をするってことがよくあって、司会に台本なんてなくてただ次第をわたされるだけじゃないですか
今まで書いてある文字のままに声を出していた私は、進行に会わせての臨機応変な言葉が出てこなかったんです
そう、私は今までただの音声読み上げロボだったんですね
ちょっと大袈裟だけど書いてある言葉をそのまんま読んでいない人って、その文章をちゃんと読み"取って"いたからその先の言葉が自分の言葉で出てきてたんだなと
そんな当たり前のことを学習したロボは司会進行を繰り返すうちに徐々に人間の心を取り戻します
今では私司会をなんなくこなせます 多分
気づけてよかったなと思う記憶でしたー
中学生に戻りてぇー
完
9/9/2023, 5:55:42 AM