奈々

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[刹那]それは、極めて短い時間のこと


僕は、今、死柄木弔に迫られている


(ヒィ…‼︎)

黒いフードをかぶった男だ

『お茶でもしようか、緑谷出久』


死柄木に会ってから、僕は…

『僕が敵(ヴィラン)連合に入る代わりにオールマイトには手を出さないって、約束しただろ!』

『してない』

(緑谷かわいいな)

『しましたーーーー‼︎』

『しーてーませーーん』


死柄木から、ちょっかいされるようになり、




『お茶でもしようか?ぴょん』

と、また雄英の前、緑谷がよく出かける
ショッピングモールで
俺は飛び出て、飛びっきりの笑顔を緑谷に見せた

『死柄木…ぴょん』


(この悪魔ウサギ〜!ストーカー‼︎)

死柄木弔が、ウサギのカチューシャをするようになり
僕は、サイコパスな発言をする死柄木から
[悪魔ウサギ]と、呼ぶようになった


そして、
『おい、緑谷コレ』

轟焦凍から死柄木弔の捕獲のために、縄を渡された。


『えっ?ムリ!ムリだよ!悪魔ウサギ捕獲なんて!』

『緑谷…もしかして死柄木に恋してるのか?』

『えっ?あっ!してない!』

『頬が赤いから…』
と、ニヤ顔の轟に言われて鏡を見ると頬が赤くなっていたのだ。

(僕…悪魔ウサギの、死柄木に恋してるのかな?…)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『緑谷出久は渡さん!』

『半分野郎!クソ!ふざけんな!死柄木よ!死ね!』

緑谷が俺の夢の中に出てきた
だが、爆轟勝己も出てきたのだ

(厄介な奴め) 

『出久は渡さんぞーー‼︎』

緑谷出久の腕をオレである死柄木弔と爆轟が奪い合う夢だった


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『…⁉︎』

どうやら俺は、ショッピングモール店で座って
熟睡していた。隣には、緑谷出久がいる

『おはよう悪魔ウサギ…死柄木!』

緑谷は、俺に向かって笑顔で挨拶をして
 
『死柄木が幸せそうな顔してたから、つい…!』
 
(俺が恥ずかしいじゃないか)

俺は、なぜか、緑谷発言を聞いて恥ずかしくなり
彼の口を止めるよう、不意に、緑谷の唇にキスしたのだ


(マジで俺、敵連合に入るんじゃなかったー…)

『ハゥ…』

(男同士のキスでも関係ない…)

刹那、極めて短い時間のキスを
ショッピングモールの中にある恋人の聖地の場所で
お互い男同士でキスをしては死柄木と緑谷は、
笑顔になるのであった

4/29/2024, 8:11:40 AM