田舎の夜空というものは、美しい星々の光に月、そしてなんとなく恐怖心をくすぐらせるものがある。
特に今日は、いつもよりいっそう綺麗で、いつもよりいっそう不気味だった。
「来てくれたのがあんたでよかった」
「待っててな」
嬉しい。けど悲しい。あんなことを言わせたのは自分だと言われているような空。
苦しい。楽しかった。心に渦巻くぐちゃぐちゃな感情がそのまま映ったような空。
この夜空が明けたら、また何も知らない顔で会えたりしないだろうか。
清々しい青空が広がって見えるような、そんな景色の中で。
_2024.2.26.「物憂げな空」
pkmn林間のあと。
自分田舎生まれなんですけど、田舎の夜空って妙に怖くないすか?
2/25/2024, 10:25:02 PM