涙海(るいな)

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#遠い日の記憶#今日のお題#ありさの小説
#約束という名の永遠を
#空に向かって咲くひまわりのように
#実話に近いノンフィクション
間もなく○○_電車が出発します……お乗りの際は〜
そんなアナウンスがホームに流れる。お泊まりデートの帰りには必ず彼をホームまで見送るのが私の日課だった。彼と2人で階段に座って話したり、ベンチで手を繋いで寄り添っていたり、夜空の星を見上げながら。
そして彼がスマホを取り出して言うの、なぁそろそろ時間だから行くね。また来るから。泣くなよ。ぎゅっと抱きしめて!!もっと強く!!彼に泣きながら
ギュッとされて強いキスを受けた。わたしは半泣き顔でバイバイ!!と言ってエレベーターを使って泣きながら降りていく。彼を見送るまで少し待っていた
電車が来るまでの5分間、彼とは手を振りあいながら
いた。無惨にも電車が到着して、彼はまたくるよ
大きな手で私に教えてくれた。わたしは泣きながらうんっ!!と笑顔で見送る。けれど彼が座っていた
席に座ると彼の優しくて少し、タバコとシトラスの香水が混じった匂いが泣けてしまって彼から貰ったハンカチが涙でぐちゃぐちゃになった。母親が
また会えるよ。泣くなよー。そしてなんとなしに
呟いてたねぇ、お母さん、また会えるよね?
夜空に浮かぶ小さな星に手を伸ばして……
そして部屋に帰ってきて小さな声でただいま。
と呟く。彼がいたその部屋は暖かくて少しだけ
優しくて暖かい香りがした。泣きながら
彼の帰宅を待った。彼に家に着いたよ!と言われるとニコニコしてたなぁ、私にはもったいないそんな人でした。ひまわりのように強くて時にかっこいい
男らしくて思いやりがあって可愛らしい男性でした。
あなたと恋が出来て幸せだった
さようなら
どうか私を忘れて幸せになって
わたしの願いそれはこの記憶がいつか
星になってわたしの元からきえて
ありがとう、と言えるまで。。。
今ね、あなたに似たひまわりがね
太陽に向かって大きく咲いているわ。
それは紛れもないきっと私とあなたとの
最高で少し悲しい遠い日の記憶
そして最高で幸せだったあの頃の
遠距離恋愛の秘密。。。
あたしは今新しい恋してるよ
バイバイ、この想いに蓋をして。
さぁ私も今日のピュアニスタのアートグラフ作るぞーー!!!

7/17/2024, 3:38:59 PM