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日常とは愛おしくも、恐ろしくもある。
確実に、一歩ずつ死へと進んでいくこの行為が時に幸せで、時に苦しい。
当たり前の日常なんて、実際は存在しないってことをどう受け止めるのかは人によって違う。
今の私は圧倒的に「時に苦しい」だ。
「ねぇ私、これからどうするのよ」
億劫だ、心底忌々しい。頼むから明日なんて来ないでよ
「なんで?明日がなんで嫌なのよ、時間は止められないのよ」
わかってる、どうせ明日が来ることなんて分かってるから、私を否定しないでよ
「否定なんてしてないわよ、事実を述べてるだけ。私は私をより良く且つ幸せな未来への道しるべを選ばせる為に存在してるのよ」
ねぇ私、知ってる?貴方の正しさが私には苦しくて仕方なくなることがあるの。わかってよ、、、私、でしょ?
「理解なんて無理よ」貴方を理解なんかしたくもないわ

 だけどね、
「だけどよ、」
貴方がいないと私は到底生きれない
「私が存在してくれなければ、私は生きて行けないわ」
ごめんね、いつも感情的で
「ごめんなさい、いつも現実的で」

だけど、私達を一番愛してあげられるのは結局お互いだけなんだ。この先もきっと、ずっと。


6/22/2024, 10:07:05 PM