green hand -未熟者-

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こんばんは 僕です。今日は 元彼女との別れた日の事を

綴ろうと思います。

その日は確か、日差しが暑い真夏でした。8月某日とでも

言っておきましょう。 僕は彼女の元へ朝電車に乗り

彼女の家へ足を早めました。 彼女の家へ着くと

ノックをして 「僕だよ」 と伝え 彼女が

「開けて入ってー」 と言います。 ガチャりとドアを開け

靴を脱いで中に入りまして、彼女の隣に座ります。

夕方位まで他愛無い話をして、 もう帰ろうかと

思ったその時『ピコンッ』と彼女のスマホに1件の

LINE通知が来ました。 彼女に相手は誰かと聞くと

良い感じになっている会社の同僚 と僕に言いました

僕は 混乱して彼女にこう言いました

「え……付き合ってる、んだよね僕達 浮気?」と

彼女からはこう返されました

『付き合ってるけど、最近デートも営もマンネリ化で
つまらないんだよね 4年も付き合えばそうだけど
だから、別の相手を探していたんだよね 浮気じゃ無くない?』

確かに一理ありました、し事実でした。 僕はその

事実に耐えきれず鞄を取って靴を履いて急いで彼女の

家から飛び出て 駅へ逃げ込むように走って行きました

そのまま周りの音をシャットアウトする様にヘッドホン

を付けスマホを操作して音量をマックスにして電車に

揺られました。勿論彼女からは不在着信 数多くのLINE

謝罪の言葉 色々来ていましたが僕は全て見て見ぬふりを

して、車窓の移り変わる景色をぼーっと見て最寄りで

電車を降り、家へ逃げる様に走って帰りました。

お母さんに「ただいま、少し部屋に籠るね」と伝え

自室へ入ると 途端体の力が抜け床に座り込んで

声が枯れるほど泣いて、枕に顔を埋め声が枯れるほど

呻き声をあげて泣きじゃくりました。

色々あった僕と元彼女ですが、今はお互い幸せに

なっています。 愛させてくれてありがとう元彼女

そう思える位僕は吹っ切れていました。

10/21/2024, 12:57:49 PM