その窓の奥にうつるのは🪟
綺麗な青空、広がる大草原、きらきらした都会の街
誰もが願う平和な世界とは裏腹
なにひとつ色のない世界。
表情はあっても色のついていない生き物たち。
美味しいはずの果物やお菓子。
楽しいはずの遊園地。
落ち着くはずの植物園。
そんな世界に飛び込もうとしていた。
色があるという褒美と
色がないという悪戯。
当たり前は当たり前じゃない。
当たり前を当たり前にしよう。
そんな言葉が飛び交って
いつしか人間は
当たり前ではないことさえ
当たり前としてとらえるようになった
ありがとうを思えなくなった
あなたには色がありますか。
隣にいる人は何色ですか。
輝いていますか。
笑っていますか。
当たり前に存在する赤色は
本当に赤色でしょうか。
色のない世界では
色がないことが最も綺麗で
色がないことが当たり前でした。
今を生きているということ。
当たり前じゃないかもしれない。
当たり前に感謝を示せる
そんな世界が広がりますように。
9/26/2023, 9:51:32 AM