苦しい。
痛い。
悲しい。
ここから出して。
生きたい。
私が何をしたっていうの。
そんな言葉、もう何回も聞いた。
私だってお義父さんとお義母さんがこんな事していると知ったときに胸が締め付けられた。
でも、みんな逆らえないらしい。
でも私は、自分の子供を見捨てたりしない。
"いらない子"にしない。
だから
「狂っているわ」
「返して…返して…返して…返して」
「私の子供を返して!!」
必死にあがいた。
そして、小さな小部屋に閉じ込められた。
「ここから出してください!!お義母さん!!」
そう言っても返事は来ない。
恨みだ。
この部屋には、小さな窓ともっと深く閉じ込める用の檻がある。
窓を覗くと、この村の子どもたちがはしゃいでいる。
―私の子どももこんなふうに生きることができていたら―
と考えてしまう。
私は、
―絶対に見捨てない―
親として、一人の人間として
7/1/2023, 11:59:50 AM