小説が好きな人

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俺の名前は、「雷」ポメラニアンとチワワのミックス犬。
これから、ちょっとご主人様の恋物語をお話するよ     

それは、俺が知らない家に迷い混んだときだった。
「どーしたの?」
家の中から人間がでてきた。俺は人間を信頼していなかったから、これでもかっていうぐらい、唸ってやった。
「ヴゥゥゥゥ…」
「…!ゴメンねっ!いやだったよね…」
何故か人間が謝ってきた。
「ワン…」
俺は少しだけ、目の前にいる人間が可哀想に見えた
「なんか、犬に話すのっておかしいと思うんだけど
…ねぇ犬さん。私の話、聞いてくれる?
しゃーないな…と、思いつつも人間の話を聞いてやった。
「私、好きな人がいるんだけど…その人と話せなくて…あきらめるしかないのかな…」
「ヴゥゥ…ワン!」
どんな人間だ?と聞いたんだが、通じる訳もないか…と、おもったが案外勘のいい人間で。
「あのね、めがねをかけてて、こんな人…っていっても、分からないよね…」
人間がいった姿に合った人を思いついた
「ワンワン!」
勘がいいやつだったら分かるはず!そう思いながらかけだした。
すると人間も、走ってついてきた。
「ワンワン!」
俺はとある家の前で止まった。
「えっ…?」
ガヂャ…
家の扉が開いた。
「磊々!(ライライ)」
それは、俺のご主人様だった。
「あっ…!あの、磊々を連れてきてくれたんですね!ありがとうございます!」
「!い、いえ。どういたしまして」
こっからが、二人のスタートラインだった。
二人は上手くいき、今では、一緒に暮らしている。
勿論、俺も。
二人はよく口をそろえて言うことがあった。
『雷は、僕達をくっつけてくれた、架け橋の犬だ』
そうよくいっていた。
これからも俺が、二人を明るい未来へと、連れて行こうと思う。
  

       フライ
             ‐明るい未来へfutri-

6/17/2022, 10:36:24 AM