No.4『寒さが身に染みて』
高校生の時。
この時期はマラソン大会も近いということで、当日に向けて
毎日暗くて寒い中走っていた。
最初はすごく寒いけど走っているうちに体がポカポカしていく感じがすごく好きだった。
でもポカポカしても少しだけ肌寒いし、鼻水も出る。
それでも毎日走った。
必ず目標を達成したかったから。
毎日目標に向けて頑張る自分が好きだったから。
だからあの頃は頑張れた。
働き出してからは体も疲れきって走れてないけれど、
「また走りたいな」ってたまに思う。
できれば綺麗な景色を見ながら走りたい。
きっと楽しくて嫌なことなんか忘れてしまうだろう。
2024.1.11.˹木˼
1/11/2024, 1:45:13 PM