わたしの本音は終わらせないで。
でも、それは私の心の声で、本当の声で言えなかったりする
気付いた人がいた。その人は私を抱きしめてくれた。
いいよ、大丈夫だから。言ってみな。
って言うから私は少し本音を零した。そしたら困り顔で私の手をまた強く握った。握ったあとその人は私の傍からいなくなってた。私は追いかけようと思った。
でも、途中で追いかけることをやめた。
頑張って走ってもその人は私の目を見てくれない。
見ようともしない。
止まってもくれない、泣きそうになった。
私のことを好きな人が1人また1人いなくなる。
本音はやっぱり閉まっとくべきなのね。ってまた自分に言った。終わらせたのは私でもその人でもなくて。
一体なんだろう。分からないなんてまた嘘をついてまた
私の本音を少しでも分かってくれる人を探してまた1つ嘘をついていくんだよね。でも私の声は私しか聞こえない。
聞こえるような声で言ってもあんな風には絶対に聞こえないな。そんな会話の途中で誰かの本音が聞こえてくる。
終わらせないで。その声は少し怒りがこもってた。
その声には色んな感情が込められていた。
11/29/2023, 8:38:14 AM