暗がりの中で、私は何かを探している。
それは一体、何だろう。
私自身にも分からない。
考える暇もないのだ。
世間というものは思ったよりも早く動き、トレンドは常に変化していく。
その速さといったら、今では地球の自転に合わせることをせず、飛行機よりも速く世界を染めていく。
世界には、「光」と「闇」という2種類がある。
最初にできたものだ。
様々なものに比喩される。
「陽キャ」と「陰キャ」のように。
「富裕層」と「貧困層」のように。
しかし、どんなに陽のあたる場所にいる人も、暗がりを伏せ持つのだ。
地球に昼と夜が来るように、どんな人でも光と闇を迎え入れるのだ。
いや、迎え入れてしまうのだ。
大雑把にいうと、人は皆暗がりの中にいる。
そして、何かを探している。
それが宿命。
前世と現世をも繋げるであろう。
きっと生きる意味の一つだ。
しかし私は、「宿命」のために生きているのではない。
「幸福」のためだと思う。
私が探しているのは、そんなライトでヘビーなものなのかもしれない。
10/28/2023, 2:10:39 PM