no name

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夜、どこからか体中に響く花火の音
音の方向を見上げると空いっぱいの花火が開花して周りをカラフルに明るく照らした。
どどーんという音が響き体中を振るわせる。
花火を見てる間だけは花火で楽しかった子供の時から積み重なった記憶も混ざってワクワクする。
私の鼓動がトクトク私だけが聞こえる音。
生ぬるい生クリームみたいにベタつく暑さの中で花火が響く音。
そしてまた花火の記憶が積み重なっていく。

9/8/2024, 9:58:57 PM