Chii

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大学の頃
海外にいっぱい行って
人には出来ないことをしてるって
優越感に浸ってた。

その時は、それが優越感とは
気付かずに…

気付いたのは、
そのずっとあと

劣等感を感じた時だ。


病気をして、
三年半つづけた仕事を
辞めざるを得なくなり
その後の仕事はどれも
長続きしなかった。


そんな中知り合った人と
結婚をして、

結婚したら、
すぐに子どもが出来るものと
思っていたけど、
出来なくて…

そんなこんなで
思うようにいかない事ばかりの後半戦

とにかく劣等感を感じずにはいられない毎日。

そんな中、思い出す大学時代の私は
本当にキラキラまぶしくて、
全能感に包まれていたと思うのです。

そして、今になって冷静になると
あれは、他の人には出来ない
私だけが、出来ているという
優越感だったのだと気付いてしまった。

優越感は、麻薬のようなものかもしれない。
その時はいいけど、
それは、ずっと続くものではない。

優越感から得られる多幸感は、
にせものだ。

それに、酔いしれたら、
その後がこわい。

私はいまあの頃の私と戦っている。

いや、あの頃の幸せではない
今の自分サイズの幸せを探して
模索している。

後から、ぶり返しがくるような幸せではなく
じんわり続いていく幸せを…。

7/13/2024, 12:41:11 PM