夢の声

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僕の中には暗く狭い部屋がある
暗くて狭い電気のないただ窓が一つに
窓の下にポツンと置かれたベットが一つ、
壁際には木でできた小さな机が上には
ポツンと英語で書かれた読めない小説
昼間は太陽の光が暖かく照らし
夜は月の光が優しく照らす
そんな部屋で僕はただ一人ベットの上で
一冊だけの小説を読むしかできない
部屋にはこの小説以外なにもないのだから
ただそんな中で僕の楽しみは寝ることだ
嫌な現実を忘れられるのは夢を見れるその時間だけ
限られた時間だけは自由にできる
誰にも怒られない差別もされない
いじめもない
夢を見てるときいつも思うんだ
「このまま夢の中で過ごしたい」
「夢が覚めなきゃいいのに」って
気づいたら夜が終わって嫌いな朝が来て
また僕の部屋は狭くなる暗くなる
何もないただの空間になるんだ

6/4/2024, 1:34:40 PM