題名:終点
今日はいつも通り終点で電車を降りる。
電車の中とは違い外は夜でも蒸し暑い、
こんな夜はいつまで続くのだろうか早く終わってほしい、セミが「ミンミン」と鳴いている
この声を聞くといつも考えてしまうことがあり
それは、「あいつらは後何日生きれるのだろか」
「なにを生きがいにしているのか」と何故だか、たかがセミごときになんでこんなにいらついてしまうのか、そうだ、そうだよ、俺の上司や
周りもセミみたいにうるさく耳障りな声でずっと騒いでいる。あいつらと「あと何日何ヶ月何年
一緒にやってかなきゃいけないんだ」「あいつらは何をそんなにヘラヘラ楽しそうなんだ」
おかしいだろ、不公平だと俺にばかり仕事を押し付けやがって俺が1番頑張っているのに押し付けられてそれを我慢してやってきているのに、そうでもないただ、普通の量の仕事をしてる同期の奴や上司に手柄が持っていかれるんだ。なんで俺はこんなに報われないんだただの頑張りぞんじゃないか、もういいこんなこと終わりだこんな何をしても報われない人生捨ててやる、この時俺の中で何かが吹っ切れた。この夜俺はコンビニに入りカッターナイフとガムテープとペンと紙を買って家に帰った。とりあえず、されてきたこと思っていたことを遺書に書き明日あいつらを殺った後に自分も飛んでやると思いカバンの中にカッターナイフとキッチンにある包丁とあいつらを身動きとれないようにするためにガムテープを入れて準備をして布団に入り寝た。
次の日、「行ってやる殺ってやる」と強く思い
カバンを持ち始発の電車に乗り一番のりで会社に
ついてやった早く部屋に入り俺の後に来る奴ら
順番にカッターナイフと包丁で刺してガムテープでぐるぐる巻きにしてバレないように次々と殺ってやった、みんな同期の奴も死ぬ間際まで耳障りな声で泣いていた。そして、遂に一番殺りた上司が来たこいつだけは一番最悪な死に方をさせてやろと思いゆっくりとじわじわと切り刻んでいき
こいつもあいつらと一緒だ耳障りな声で泣く
たが、ガムテープで手足を結んでいるから身動きもとれることなくされるがままだ、まるで
言われたことをむりやり何も言えず言い返せず
仕事をやらされていたあの頃の俺みたいだ、
そう考えただけでもイラつくそして、俺は上司を何回も何回も刺した気づいたら上司は白目をむいて死んでいた。「あぁ、殺ったんだ殺ってやったんだみんなを同期を上司を」最後までみんな
耳障りな声で泣いていた、最後もみんな一緒に
いさせてやろうと思い部屋の真ん中にみんなで
上司を囲ませてやった。まるであの時みたいだな
いつになってもあの耳障りな声は聞こえる
殺った、殺ったのに心のどこかでスッキリしない物があるとりあえず誰かが来ないうちに逃げようと思い駅まで走りホームのベンチに
座って何がスッキリしないのか考えたが
分からなかった。「もういいや、」と思い俺は
飛び降りた……
「あぁ、これが俺の人生の終点か、なんだよぉ
またみんな俺を見て耳障りな声で叫んで鳴いているよ、うるさいなぁ」
END
8/11/2024, 1:12:51 AM