枕元すまほ

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「君が見た夢」

卒業したら君の中から僕はいなくなるだろう。いや、おそらく君の中に僕がいたことはない、だとするといなくなるということはないのかもしれない。

存在すらしていないのだから。

僕はこの3年間想いを伝えることも仲良くなることも出来ずまるでエキストラのように君のクラスメイトA、B、Cとして3年間過ごしたのだから。

エキストラでもいいんだ。

たまたま同じクラスだった人でいいから君が見る夢の中に偶然僕が登場し君の記憶の片隅にある忘れていたクラスメイトA(僕)という存在を思い出してくれれば。

なんて叶うことのない都合が良すぎる願いに僕は今日も大いに期待してしまっている。

12/16/2025, 2:58:02 PM