思い出の味と言われて思い出すのが兄貴の作ったおにぎりだ。
小2の時、腹が減って泣きじゃくる私を泣きやますために作ってくれた。味は市販のふりかけだけど味がついてるとことついてないとこで分かれてた。
形も小さい手でぎゅうぎゅう力を込めるから凸凹したおにぎり。
それでも当時の私を泣き止ますには十分だった。
たまに作ってくれるおにぎりはすっかり綺麗な三角でついでに海苔なんかも巻いてくれる。
そうだね。愛情は変わらず込められてるね。でもあの歪なおにぎりが恋しくなる。
そんな兄貴も本日結婚式を迎えます。
おめでとう、兄貴。
力を込めて
10/7/2023, 11:10:21 AM