こうして
触れる度に
知る度に
言葉は消えてゆく
何も
間違いではなく
全て
あるがままだから
色や温度を付け足して
記憶に流してゆく
私の思うままに
貴方の思うままに
誰も数えられない
無数の魂が
悦びも哀しみも
全て携えて
いつかひとつに
還った時
初めてを差し出し合って
喜びに震えるだろう
そして
産声をあげたその瞬間から
命が燃え尽きるまで
繰り返し
繰り返し
終わりなど知らず
ただ
思うがままに
永遠に
舞い続けてゆく
「命が燃え尽きるまで」
9/15/2022, 12:26:25 AM