後悔
血液は思っていたより、冷えにくい
刃渡り16cmの湿気た部屋にあった鋭利な物はまだ私の手の内にある
こんな姿を人に見られてはどう勘違いされるかたまったものではない、息を切らしてただ走る
そんな私の中の気持ちは、ただ後悔があった
24年にも及ぶ拘束から逃れた私の中にだ
今からはもう、前にただ押し倒される人生では無い。後ろも、前も、ガラス張りだ
まだ手に強く握っていた鋭利な物を適当な茂みの中に投げ捨てる、この行為も私自身が今選択して、行った行為
この後悔もまた、拘束がそうさせるのだろう
5/15/2023, 10:43:26 AM