愛を注いで
どうか私に愛を注いで。
世界でたった一人の私が愛している貴方。
孤独だった私に貴方は優しく手を差し伸べてくれたね。
あの時、きっと私は生まれて初めて一目惚れをしたと思うの。
でも、貴方の隣にいるのは私じゃない。
貴方が愛している人は、私の
ー1番仲の良い親友ー
確かにあの子は優しくて、スタイルもいい。
あの子は私が貴方を愛していたことを知っていたのに。
「なんで貴方とあの子が一緒にいるの?」って聞いたのに、返ってきた言葉は
「wしょうがないじゃない。私の方が愛される資格があるんだから。」
…大人しく聞いていた私もさすがに苛立ってきた。
私は何に苛立っているの?貴方の1番が私じゃなくなったこと?違う。
そんなことじゃない。
あの子に裏切られた憎しみと貴方への感情がなくなったこと。
私は確かにあの子が持っているものは何一つ持っていない。
でも、私は私にしかないことがあるはず。
それから1ヶ月後のことよね。
貴方と、かつて親友だったあの子から一通の招待状が来たわ。
しかも、あの子からは、
「良かったら”新しい愛している人”と一緒に来てね♪」だって。
でも私には関係のないことだから。
今はそのままの私を愛してくれる人がいる。
…というか私その式、不参加の予定だし。
それじゃ、私たちは貴方たちより先に
私が今愛している人と式を挙げてこよー!
これからもお互いに愛を注いでいこーね!!
12/14/2024, 7:10:00 AM