恋愛詩荘514号室 蒼い歯ブラシ様 宛て

Open App

遠い記憶を辿れば…1975

団地の3階…6畳間の窓際に

赤い七段のお雛様…

君の初節句…

何故か僕はおばちゃんに叱られて

拗ねていたね

今はその事をたまに叔母が話すね

君は男の子をふたり産んで

僕は伯父さんになったね

上の子は…もうすぐ結婚するだろうし

下の子は大学に入るし…

気づけば互いに多く歳を重ねてきましたね

父がむこうに行って だいぶ時間が過ぎて

君は強がりだからね…

涙は見せないけど…

少し心配しているけどね…

でもアイツは優しく強い人だからね

アイツが側にいるから大丈夫と思っています

今は兄妹でいれることを周りの人に

オヤジにばあばに感謝しています

君もそうでしょ!

君にはこれからも幸せでいてほしい

アイツとふたりで子供と4人で穏やかに過ごしてほしい🍀


お互いにこれからも体に気をつけて

良い歳を重ねて行きましょうね

小さいほうの兄ちゃんより


3/3/2023, 10:55:30 AM