SunFlower

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「あの子」は、あなたと目が合う度に、お互いに微笑んで、距離も近くて、とても仲が良さそう。
なのに、私はあなたに避けられて、目が合っても気まずい沈黙が続くだけ。
ただ、無駄に焦るだけ。微笑み返してくれたり、変顔をしてくれたあの頃は一体どこに置いてきてしまったのだろう。もし、置いてきた場所がわかるのなら、その場所へ行きたい。
どんなに疲れても、全力で走ってそこへ行くよ。
あなたの元へも行きたいよ。
あの時、あなたの左に居れば、今も仲良しで居られたのかな?
あの時、ペンを拾っていなければ、あの時、ホルンではなくトランペットを奏でていれば、あの時、絵なんて描いていなければ、あの時、「ありがとう」と伝えていれば、あの時、もっと素直だったら、あなたともっと、ずっと、これからも、一緒に笑い合って居られたのかな。
あなたと居たいよ。会いたすぎて、胸に溜まった涙が溢れちゃいそうだよ。
その涙を拭けるハンカチなんてないよ、あなた以外。
あなたがいなきゃだめなの。
あなたがいないと、1日やりきれないよ。


〚ないものねだり〛⁡

3/27/2024, 8:11:48 AM