“透明”
すきとおって、向こうがよく見えるさま
光が透過すること
濁りがないこと
歪み、曇りがないこと
年を重ねていくことで
頭にも心にも 蓄積された「澱」ができる
それは「知識」であり 「経験」であり…
ただそれは、時として 「色眼鏡」となり
目の前にある風景に 影響を与えてしまう
「色」が濃ければ、濃いほど
「澱」が溜まっていれば、いるほど…
その「色」に影響されて
その「色」越しでみた モノ は
その「色」が反映された モノ でしかない
今、みえているはずの モノ は
本来の「色」のままだろうか?
私の「眼鏡」越しの風景は
“「無色」透明”の先にある
本来の「色」のままの風景だろうか…
5/21/2024, 11:41:28 AM