敵の飛行機から撃たれながら
じいちゃんは命尽きる瞬間に
遠く離れたところで帰りを待つ
ばあちゃんと4人の子どものことを
心に浮かべたのだろうか
紙1枚の知らせになって
じいちゃんが帰ってきたあと
女手ひとつで
子ども4人育てたばあちゃん
その心には
じいちゃんの分までという
支えがあったんだろう
子どもは皆結婚し、孫が生まれ
ひ孫が生まれ、玄孫が生まれ
超長寿を全うしたばあちゃん
時間と空間と生死を越えて
二人の心は寄り添っていたのかな
【心と心】
12/13/2024, 12:06:50 PM