書上 創

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土砂降りの雨の音を聴きながら、四肢を投げ出した布団の上

何をする訳でもなく、天井の白を眺めてる。

このまま時間を潰して、今日を無為に過ごすんだろうか

空の優れない色の様な心で、ぼんやりと秒針の音を聞く。

がむしゃらに頑張ってきた自分が嘘みたいに思える
僕はなんの為に頑張ってたっけ?

分からない、こういう時間があると一気にそれが曖昧になる

誰に褒められるでもなく、誰からも認められる訳じゃない

じゃあ、何のために?

…分からない、なんで僕は努力して来たっけ?

答えのない問いは、雨の降りしきる音にかき消されて、
かすんでく。

6/2/2024, 3:23:58 AM