サマヨイ

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「SNS依存性」

暗闇、静寂に包まれた午後11時の部屋。
私は一人ベッドに寝転がりながら、スマートフォンと向き合っていた。
SNSをただひたすらに見漁るこの時間が、どんな事よりも楽しく、どんな事よりもくだらなく感じる。
それでも、毎日のようにスマートフォンと向き合ってしまう。
こんな事してるならさっさと寝るか勉強すればいいのに。
そんなことを考える回数も少なくはなかった。

(明日も学校があるのに…)
なんて思いつつ、それでもスマートフォンを触る手は止められない。

学校にいれば休み時間はみんなスマートフォンを触り、外に出てもあちこちでスマートフォンを触る人がいる。
どこに居てもスマートフォン、何をしていてもスマートフォン、スマートフォンスマートフォンスマートフォン。
自分で言っておいて何だが、今の時代はインターネットに支配されていると思う。
勿論私も例外では無い。
夜遅くまでスマートフォンを触り、睡眠不足のために寝坊することが多々ある。
改善したいと思う気持ちだけはいっちょまえにあるが、やはり楽しくもくだらない時を過ごすのは中々辞められないものである。

『さて、寝るか。』
スマートフォンの電源を落とし、私は布団に潜り込み寝に入る。
きっとずっとこの先も、スマートフォンに囚われて生きていくんだろうなぁ、と心の中で思いながら。



テーマ:静寂に包まれた部屋
※創作

9/29/2024, 1:12:07 PM