夏休みの終わりかけ、やっと宿題を終わらせた私は、自由解放中の学校に向かった。肝試しでもなんでもないが、唐突に行きたいと思った。屋上に走っていき、扉に手をかける。開いた途端、綺麗な風が頬を通過する。嗚呼、生きているんだと実感した今、太陽の下で。
11/25/2022, 12:44:24 PM