なぜ彼女はときどき堰を切ったように泣くのだろう?
やはりもう彼と永遠に交わることは出来ないからではないかしら。
昔はずうっと一緒だったと聞いてるわ。
離れてだいぶ経つけれど、ときどきどうしようもなく思い出してしまうらしいのよ。彼を思うがゆえの、涙の海ね。
まるで泣かない日もあるね
それはそれで、灼熱の愛があらゆるものを焦がすのね
かつて彼に向けて流した涙もきっと枯れてしまうのだわ
どうにか中間をとれないものかな…
空の機嫌なんて誰にもとることができないわ
彼女はいつだって、お天気屋なんだから…
9/16/2023, 11:15:58 AM