卯月

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んー、寒い。布団から流れ込む朝の冷気に顔を顰める。寝ぼけ眼を擦って体を起こす。時刻は午前六時半上り始めた日の光が遠くに薄らと見える。窓を押し開けバルコニーに出る。思い切り伸びをすると冬の朝の清々しい空気が肺いっぱいに流れ込んでくる。白い息を吐いて、庭を見下ろす。霜が降りて白くなった庭が朝の光を受けてキラキラと輝いて見えた。

                 『霜の降る朝』

11/28/2025, 2:10:09 PM