お題「巡り会い」
少しだけいい事があったから
少し前向きな物を書こうか
「巡り会い」
私にとってそれは幸せと絶望の組み合わせで
ずっとずっと不運ばかりで出来ていた
いつも仲良くなった子に限って必ず別れが訪れる
愛した人も同じ
幸せをやっと掴めたと思ったら
この手から溢れ落ちてゆく
結局、最後は皆わたしから離れてゆくんだ
私はそう言う星の元に生まれてきたんだと
予防線ばかりの人生
天と地を行き来するように生きてきた
そして訪れた私の多分コレが
最後のチャンス
沢山の試練の中
私の中では今迄で1番、思慮深く動いている
方だと確実に言える
醜い面を見ても、"まだ"私から離れていかない人
唯一「ほんとの私」をみてくれる人
唯一「ほんとの私」を出せる人
冷静に慎重にゆっくりと今度こそ
ちゃんと自分と人と向き合っていくって
そう強く思った
今はきっと過去一番
初めて信じ方と信じていい人に
巡り会えていると思う
多分、今以上に信用できる人は
この先もういないだろう
やっとちゃんと向き合える人に出会ったんだから
離れていかない人に出会えたんだ
今度こそこの出会いを大切にしたい
押しつけたり、否定したり、
意地になったり、つまらない拘りに
いつまでも囚われたくなかった
だからそんな自分がずっと嫌いで
そんな自分をずっと憎み責めていた
自分の大切な物を奪っていたのは
他の誰でもなく自分自身だったから
いくら過去が病気がそうさせていたとしても
いつまでも嘆き喚いていたって何も変わらない
そしてまた「その人の本当の姿」を見失ってしまう
そして「本当の自分の姿」もまた見失う
そして「大切な人や場所」は奪われる
だからただ辛い記憶を呼び覚まして
泣いてるばかりじゃだめなんだ
少しでも何かに変えなきゃ
ずっと頑張ってきた意味が無くなってしまう
じゃなきゃまた、新たな涙を流してしまうから
時間はかかるかも知れないけれど
少しでも今の「大嫌い」な自分が
ただの「嫌い」な自分になれるように
「嫌い」が「好き」になるのは難しいけれど
ちゃんと人を見れるように
愛せるように受け止められるような
自分に成りたい
いつまでも悲しみと否定ばかりの自分で
いたくはないから
そんな姿ほど惨めで悲しい物はない
憎しみと、悲しみに囚われる事が
どれほど苦しくて辛いのかを知っているのだから
だから過去も過ちも憎しみも全部
「私」の糧にして
全部「今の自分」に辿り着く為の
「巡り会い」だったんだと思えたなら
いつか愚痴と泣き言ばかりの自分が癒され
自分を許し認め受け止め愛せますように
そして「私らしさ」を失わないように
「その人らしさ」を消してしまわないように
疲れきってしまわない関係で居られるように…
願いを込めて、この詠を…
4/24/2025, 1:56:05 PM