これまでずっと
本当の気持ちは隠してきた
会いたい
そばにいて欲しい
そばに居たい
たくさん好きって言いたかった
たくさんたくさん、貴方はあたしのだって言いたかった
貴方にもそう思って欲しかった
ワガママなんて言えなかった。
特に貴方にも関することは。
いつだって貴方といる時は「大丈夫」
って言って笑ってた。
少しでも貴方の側にいられるなら、自分を偽ることなんて簡単だった。
そうやって
少しずつ、少しずつ
素の「自分」を閉じ込めた。
だけど、偽物の自分を続ける事は出来なかった。
貴方の側に居たいあたしは
偽りの自分と、偽りの愛で貴方を繋ぎ止めてただけ。
それに気がついた時には、もぅ遅かった。
7/12/2021, 12:53:07 PM