[突然の別れ]
「及川さん!サーブ教えてください!」
「やだね!ばーかばーか!」
俺は及川さんに憧れている。
でも及川さんは俺が嫌いだ。
数日前…
いつものように
「サーブ教えてください!」
そう言いに行った。
でもその日の及川さんはいつもと違って俺を殴ろうとした。
その時は岩泉さんが止めてくれた。
俺は、突然のことすぎて反応が出来なかった。
俺は岩泉さんに言われて帰る用意をして外にでた。
その時話し声が聞こえて来て、
「相手が天才1年だろうがウシワカだろうが6人で強い方が強いんだろうがボゲが!!!」
そう聞こえた。
俺はその時、動きが止まった。
(天才1年って俺のことか?俺は仲間じゃないのか?俺は…及川さんや岩泉さんの敵って、こと…なのか、?)
俺はショックだった。
その日は走って家に帰って泣いた。
仲間って思われてなかった。
俺は敵だって思われてたんだ。
そう思ったら涙が止まらなかった。
そんな時俺は引っ越すことになった。
金田一や国見に
「また一緒に遊ぼうな!」
「俺たちのこと忘れないでよね」
そう言われた。
岩泉さんと及川さんにも言おうとしたけど、この前の事を思い出して言いに行けなかった。
そして数週間後…
俺は今日引っ越す。
結局、及川さんと岩泉さんには言えなかった。
「飛雄!そろそろ行くわよ〜!」
お母さんに言われ、俺ら車に乗った。
その時、バックミラーに及川さんと岩泉さんが写っていた。
俺はびっくりした。
でももう車は発車している。
それでも2人は必死にこちらに走ってきている。
俺は
(ごめんなさい)
そう、心の中でつぶやいた。
-------------キリトリセン--------------
この題名見た時これしか思いつかんかった笑
5/19/2024, 12:42:18 PM