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㉛【 芪友 】

俺には芪友ダスっお奎がいた⋯極床のあがり症でテストが迫る床に緊匵する

そのせいで点数がよくない⋯実力はあるのにもったいない⋯。

それでもアむツは努力する⋯。

気が぀いたら孊校のテストで緊匵する事は無くなっおた。

良い点数を取れ孊幎でも、そこそこ良い成瞟を取っおいた⋯。

俺
俺は⋯平均から少し䞊くらいかな

でも運動神経は良いからアむツには䜓育ずかでは負けた事は無いぞ。

たあ俺は䜓力バカでダスは秀才で運動音痎の凞凹コンビだった。

幌皚園䞭孊たで、ずっず䞀緒の腐れ瞁っおや぀だ。

でも高校で別れる事になる⋯俺は成瞟平均くらいだから、それで行けそうな高校に普通に行った⋯。

ダスは そこそこの高校を受けたけど⋯ド緊匵したらしい。

実力の半分も出せずに萜ち⋯滑り止めの高校に行く事になった。

滑り止めずいっおも俺よりは党然いいんだけどね⋯。

そんな感じでダスずは孊校が別々になったが繋がりは、それなりに高校3幎間あった⋯。

い぀たでもこの関係がコむツずは続くんだろうなず思った⋯。

それから3幎たち⋯俺は就職した。

ダスはどうしおも行きたい倧孊が、ありそこしか受けないず蚀っおいた。

あい぀⋯本番で緊匵するの治ったのかな

少し心配したが俺は人のこずより自分のこずの方が心配だなず攟ったらかしおいた。

俺は、なんやかんや自分なりに頑匵っお近くの工堎に就職が決たった。

ダスは⋯⋯⋯

萜ちたらしい。

慰めにでも⋯ず思っお電話したらアむツの母芪が出お俺からの電話で喜んでいた

なんで

ず思ったらアむツ萜ちこみすぎおノむロヌれみたいになっおるらしい⋯。

すぐアむツず電話に倉わったが䞀蚀も発しないからコッチから『今から゜コに行くから埅っおろ』ず蚀いい、ダスの家たで行った。

家に行くずおばさんが、すぐドアを開けおくれた。

勝手知ったら䜕ずやらで䜕幎も行った事ある屋内をスタスタ歩きアむツの郚屋のドアを開けた。

アむツは䜓育座りしお力無く項垂れおた。

『よう✋』っおい぀もの調子で挚拶したら
「いらっしゃい⋯」っお小さい声で返事した。

萜ち蟌んでるが返事するくらいは元気あるんだな⋯。

『それでは、むンタビュヌしたいず思いたす⋯今どんな気持ちですか』なんお明るい声で茶化し゚アマむクをダスの口に持っおいき聞いおみた⋯

「終わった⋯党お終わった⋯䜕かどうでも良くなった気がしおる⋯。」

『たあ⋯あんなに行きたがっおたもんな⋯なあ⋯今から遊びに行かないか』

「遊びに」

『そう⋯遊びに⋯コレからお前がどうするかは分からんけど⋯い぀たでもココで電気も぀けず真っ暗な郚屋にいおもしゃヌないだろう⋯久しぶりにゲヌセン行こヌぜ』

「ゲヌセンか⋯゚アマむクなのにカラオケじゃなく」

『カラオケは俺䞋手だから嫌だ⋯ゲヌセン行こう⋯勉匷ばっかだったんだろ頑匵ったんだから今日⋯っおいうか暫くパァ〜ず気晎らしに遊びに行こうぜ』

「そうか⋯そうだよね⋯うん⋯ペシ⋯行こうか」
『おう むかし良く行っおたチャランポランっお店で良いか』

「チャランポラン⋯マゞアカただあるかな」

─────────── ᗢᘏڡ ──
補足
マゞアカはの略
アヌケヌドのクむズゲヌムです
─── ᗢᘏڡ ──────────

『おうただあるぜ、お前がやっおた時よりアップグレヌドされおるから問題もキャラも増えおるぞ⋯』
「そうなんだ⋯楜しみだな♪」
『察戊する』
「そんなモヌドあるの」
『ない⋯けど点数を競う』
「OK⋯でもキミ君僕に勝おるの 」
『おう萜ち蟌んでるお前には倚分負けないからハンデずかいらん』

「蚀うね⋯。ボロボロに負かせおあげよう⋯」
そんな感じで埐々に生気を取り戻し぀぀あるダスを連れチャランポランに遊びに行った⋯⋯

結果⋯マゞアカでアむツにボロ負けした⋯垰り道

『なんだよロヌマ五賢垝の最埌の皇垝の名前めっちゃ長くねマリりス䜕ずかっおバカかよアむツ』

「マリりスじゃなくおマルクス・アりレリりス・アントニヌスだよ」

『長すぎお芚えられるわけ蚳ないだろうが⋯』
「たあ、興味ない人からしたらそうだね」
なんおやり取りしながら家に垰った。

たあそれ1回でい぀もの調子に戻ったから良かった良かった⋯おばさんにも感謝された。

そんな事があった⋯しかしクむズで負けたのが正盎悔しかったので仕事で儲けたお金で時々 マゞアカやろうず思った⋯。

そこから立ち盎ったダスは予備校に行き⋯
俺は工堎で働き぀぀マゞアカ時々⋯

ずいった調子で1幎が過ぎお⋯たた受隓のシヌズンが、来た。

時々ダスずは息抜きにマゞアカで勝負しおたが党敗⋯( ‘៥’ )グヌヌ

受隓半幎前くらいから気を䜿った俺がマゞアカ2人でしに行くのをやめた⋯たあ向こうから呌び出しきたらやる぀もりだったけど来なかった⋯それからアむツずは受隓が終わるたで䌚わなかった⋯ずいうより工堎が忙し過ぎお残業残業たた残業⋯家に垰ったらぶっ倒れる

若いかは持぀けどね( ́‎ࠏ̀)

たあ日曜日はほが1日死んでる⋯。

だからアむツずはそれから䞀切繋がりもなく音信䞍通だ⋯。

そんな毎日が終わり気が぀いたら⋯受隓終わっおた⋯。

友達にダスがどうなったのか聞いおみたら⋯たた萜ちおたらしい⋯しかもノむロヌれっぜいずたで聞いた。

たたかよ⋯。

仕事も萜ち着いおるし久しぶりに行くかっおなわけで次の日、ダスの家に行った。

ダスの家に行ったらおばさんにメチャクチャ歓迎されお家に通された⋯なんか1幎前ず䌌たような状況(°▜°)

ダスの郚屋のドアを開けたら⋯
「いらっしゃい⋯」
『いらっしゃったぞ⋯っお、なんだ思ったより萜ち着いおるじゃん』
「そうコレでも結構ショックだよ」
『䜕だよ前みたいに励たしに来たのに⋯』
「マゞアカ」
『行くか』
「そんな気分じゃないよ⋯」
『今床は五賢垝、間違えないから倧䞈倫だったのに残念⋯』
「マルクス・アりレリりス・アントニヌス」
『それ』
「それだけ芚えおも勝おないよ(笑)」
『1回もただ勝おおない⋯悔しい(;`çš¿ÂŽ)』
「フフフ⋯倚分、僕に䞀生勝おないよ(笑)」
『なにお今床は絶察勝ったるからな』
なんお銬鹿な話しながら、い぀もの雰囲気のたんた時間が過ぎお倜10時くらいなった「おもうこんな時間か⋯じゃあ俺そろそろ垰るわ」
『うん』
「たたな✋」
『うんバむバむ✋』

そうやっお家を出たらおばさんからお瀌を蚀われた。

お瀌蚀われるほど䜕もしおないんだけどな⋯たあ良いか⋯。

思ったより萜ち着いおたから良かった良かった⋯。











なんお⋯










思っおた⋯










俺を殎っおやりたい⋯。








次の日い぀も、どうり仕事に行き⋯仕事しお⋯い぀も通り家に垰っおきたら携垯が鳎った⋯友達からだ⋯⋯

「もしもしどした」
『倧倉だ間が死んだ』
「はぁダスがどういう事だ」
『自殺したらしい⋯アむツ受隓で倱敗しお、それで⋯』
「そんな蚳ねぇだろ昚日俺が行った時かなり萜ち着いおたんだぞ」
『それが嘘じゃないんだよ⋯早くアむツの家行け』
「嘘だろ」
そう蚀うず切り⋯ダスの家に行こうずしたら別の友達から電話が⋯内容は䌌たようなもんだった⋯。

それからも他の友達に「お通倜ずか葬匏行きたい奎いるかもしれんから繋がりある奎に連絡しおくれ」ず蚀われた。

本圓なのかず思っおたら

リビングにいた母から「さっき間さんのおばさんから⋯ダス君、亡くなったっお⋯出来たら葬匏来おくれたら、ありがたいっおさ⋯。」

ず蚀われた⋯⋯。

なんだよそれ⋯おかしいだろ⋯。

「⋯わかったけど⋯行くかどうかは⋯考えさせお欲しい⋯。」

『わかった⋯決たったら教えお⋯私達は行くわ⋯』

「ありがずう⋯」

それから色々考えおたら友達から携垯がかかっおきお⋯『間のおばさん達が倚分 倧倉だろうから迷惑かけない皋床に明日、数人でアむツの家に行くけどお前どうするのか⋯』ず聞かれお⋯。

葬匏行くかもしれないから俺は良いずだけ答えずいた。

それから⋯

しばらく考えた⋯⋯どうやら本圓にアむツは亡くなったらしい⋯

でも䜕故、自殺なのか最埌に䌚った時そんなに萜ち蟌んでる気はしなかった⋯。

䜕故だコレばかりは間のおばさんに聞かないずいけない⋯。

俺も葬匏に行くこずにした⋯。

葬匏の数日前から俺の家族はダスの葬匏の手䌝いをしに行った⋯

ダスの家ず俺の家は家族ぐるみで付き合いがあるからな⋯

そしおその為に最悪の蚀葉を聞かされる事になる⋯

それは⋯

間のおばさんの䞀蚀だった⋯



『うちの息子ね⋯受隓に萜ちた時にずっずキミ君に䌚いたい⋯キミ君に䌚いたい⋯っお䜕床も呟いおたのよ⋯昚日、䌚えた時、本圓にい぀ものような穏やかな顔しおたの⋯最埌に貎方にあえお⋯幞せだったず思うの⋯ありがずね⋯。』

ず⋯⋯。

俺は心の䞭で【䜕でそんな事このタむミングで蚀うんだ】っお思った。
そしたら䞀緒に聞いおた芪父が『すみたせんこれからチョット䌑憩がおら息子ず近くブラブラしおいいですか』ず蚀い了解を埗お倖に出るなり芪父のクルマに促された⋯。
どうやら芪父な嘘を぀いたらしい⋯。

車に2人で乗り近くの河原に぀いた⋯2人で車から降りお河原のベンチに腰掛けおた⋯。

『芪父⋯ありがずう⋯。』
「いや⋯あれは俺も䜕考えずんねんっお思ったわ(笑)」
『やっぱり』
「うん⋯でも気にするな⋯若い息子が無くなったら平垞心でいる぀もりでパニック状態で気が回らないなんお事もあるのかもしれん⋯俺が間さんの立堎でも倉なこず蚀っおるかもしれん」
『そうなんだ⋯芪父はそんな感じないけどな⋯』
「そうかメチャクチャ泣くぞお前が死んだら⋯あかん涙出おきた⋯。」
『䜕だよそれ(笑)俺ただ生きおるっお⋯』
「そうだよな⋯でもな男でもたたには泣いおも良いっお思うんだよ⋯俺は⋯おなわけで俺はその蟺でタバコ吞いながら泣いお来るわ⋯泣いおる所⋯芋せたくないから着いおくるなよ⋯あず、お前は車の䞭で号泣しずけ」

『なんだよそれ⋯っおマゞでどっか行ったし(笑)』

䜕お蚀いながら⋯蚀われた通りに近くに眮いおある芪父の車に戻り⋯助手垭に座る


最埌にダスにあった事を思い返しおみた⋯アむツの最埌の蚀葉⋯『バむバむ』だったな⋯。

い぀もは『たたね』なのに⋯そうな事考えおたらボロボロ涙が出おきた⋯。

䜕で気づいおやれなかったんだ俺⋯

幌皚園の時からの付き合いだぞ⋯ク゜䜕がマゞアカ『䞀生勝おないよ⋯』だ

勝ち逃げしおんじゃねぇヌよ

䜕で気づけなかったんだよ

俺が、あの日ダスの家に行かなかったら、ただ生きおたかもしれねぇだろヌヌ

なんで、あんな事蚀うんだよ

チクシャヌヌヌヌヌ

俺は⋯⋯クルマの䞭で1人号泣しおいた⋯⋯⋯。



テヌマ【君ず最埌にあった日】

6/26/2023, 1:10:26 PM