名も無き夢小説書き屋

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主人公「…どうしよう!!」

ある日の事、最近体調が優れず、ご飯を食べても吐いてしまう。そんなことは無いと思いながらも妊娠検査をしてみたら、まさかのほんとうに妊娠してしまった。

相手は分かり切っている、ホムラだ。ホムラとは私の恋人であり、世間を騒がす画家、そんなホムラに子供が出来たと分かれば、きっとマスコミに騒がれるだろう。

彼は騒がれるのを嫌う、きっと子供が出来たなんて知ったら、面倒くさがるだろう。彼の手を煩わせるのは嫌だ。そう思って私は彼の元から離れることにした。荷物の生理をして、彼との連絡手段を切り、ハンターを続けるのは大変だからと、産休、育休を貰い、実家に戻ってきた。

兄やおばあちゃんは相手を探し出して責任を取らせようとしたが、私から離れたこと、私が止めると何も言わずにお祝いをしてくれた。



ホムラVer.

彼女が突然僕の前から消えた。連絡はつかないし、ハンター教会に連絡しても個人情報だからと言われた。トウの方も連絡が取れないらしい…



主人公Ver.

あれから2週間が経った、兄さんはいつも以上に過保護で、体に気を使えと言う。病院に行って赤ちゃんの様子を見ると、まだ小さいが順調らしい。

主人公「赤ちゃーん、もう寝てるのかな〜?君の事はママが頑張って育てるからね。」
マヒル「兄さんのことをパパとして頼ってくれてもいいんだぞ〜?」
主人公「もうっ!兄さんったら、兄さんも叔父さんになるんだよ!」
マヒル「お、おじさん、?俺は絶対マヒルお兄ちゃんって呼ばせてやる!」



ホムラVer.

ようやく僕は全ての人脈とコネをお金を使って彼女の場所を突き止めた。そして今から彼女の家に行くんだ…

ホムラ「ピンポーン!」
主人公「はぁい、えっ、ほむら、!?」
ホムラ「探したよ…どうして急に僕の元から消えたりしたの!?」
主人公「う、えっと…」
ホムラ「…ねぇ、そのお腹、なに?」
主人公「っ!?」
ホムラ「リモリア人はそういうのに鋭いんだ、早く言って、僕以外のオスの子供が出来たから逃げたの?僕との約束を裏切ったんだね?」
主人公「違うっ、この子は、ホムラの、子だよ…」
ホムラ「じゃあどうして僕の元から逃げたの!」
主人公「子供が、できたなんて知ったら、ホムラきっと、世間に騒がれるでしょ、?ホムラ、そういうの嫌うじゃん…、!」
ホムラ「そんなの僕が気にすると思う!?
もちろん騒がれるのは大嫌いだけど!君がいなくなる方が嫌に決まってるでしょ!それに、子供って、嬉しいに決まってるじゃないか…」
主人公「ほ、ホムラ…」

その後私たちはもう一度話し合った、子供のことは世間には隠していくつもりだが、子供がある程度大きくなったら発表することにした。

ホムラ「…」
主人公「ホムラ?どうしたのー?」
ホムラ「僕が君のお腹に耳を当てている時だけなかなか動かないんだよ、全然聞こえない。」
主人公「ふふ、パパはタイミングが悪いんだよねー?あっ、蹴ったよ!」
ホムラ「本当かいっ!?あっ、聞こえた!!」

赤さま「仕方ねぇから蹴ってやるか…やれやれ」

5/11/2024, 11:57:26 AM