せつな

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ススキと言われて、小学生の時に通学路の池の防護柵の向こうにふわふわのススキがあったことを思い出したが、同時に記憶違いだったような気もしないでもない。言われたことを破ると痛い目を見ると教育されていたため、防護柵の向こうに行こうなどと思いもしなかったし、実際危険でもあった。
触れたいけど叶わない。やはり、届かないものほど魅力的で、あまく記憶に残るものなのだな。今でもススキがあるとあのふわふわに弄ばれてみたくてじっと見つめてしまう。

11/10/2024, 11:14:27 PM