太陽が傾き、沈み始めている。街灯や建物の明かりが灯る頃。ぽつ、ぽつ、と街中が夜の賑やかさを持ち出す。その光景を、その時に見ていると今、流れる時間を肌に感じられる。一室の窓から。マンションの屋上から。展望台から眺めてみるのもいい。日の出ている時間だけじゃなく月の在る時間も人は活動する。四六時中、いつでも。そんな様子を見て強く、"生きている"を実感するのだ。───『夜景』(2024.09.18.)
9/19/2024, 9:05:18 AM