「海へ」子どもの頃に一度だけ覚えているのは鈍色空と濁った波払っても顔に張り付く髪弾んでいた太陽はみぞおちから胃の底へ真っ逆さまに落ちてったあのとき抱いた感情はあの景色のせいにしてあのとき飲み込んだ太陽は今もここで燻っている
8/23/2024, 10:55:46 AM