るる

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No.5 花束
(※若干人怖の話)

花束を、君に。

4年付き合って将来の事も
考えるようになってきた頃の記念日。
僕は9本のバラを準備して
君に〇〇駅前へ向かい、そこで待っていて欲しいと連絡を入れる。

出会いは痴漢から君を守った時かな。
怯えていて、それが守りたくなる女の子って感じで落ち着かせるために少しだけ
質問をしたら趣味、好きな物まで
ほぼ同じで、運命を感じたんだ。
君と話すだけでこんなに楽しいなんて。
―――――――
絶対に成功させたいなんて思いから
知り合いに聞きまくり、
ネットの情報を読み漁って見つけた
夜景が綺麗に見えるレストランを予約。
そこで君に┈

――――――――――
今日は私達の記念日
私達が5年付き合った記念日。

1番最初は私からだったっけ、
顔,声,性格…
全てが好きで、一瞬で目を奪われた
そこからは沢山の注意が必要だった。
常連になってしまわないように、
こっそりあなたを見て、
通勤の電車、帰りの電車、バス
徒歩のルート。全て把握して…♡
それから家も引っ越ししたんだよ、♡
ありとあらゆる方法で好みを聞き出して
次は都会に慣れない女の子を演じる。
制服のようだけど露出の多い服を着て、
オドオドしてればいい感じおじさんがすぐ寄ってきた。鼻息が荒くなって…

あの時は…思い出したくもない。
そこでまぁヒーロー登場だよね。
あの時の〇〇かっこよかったなぁ…///
「あっやば!急がなきゃ!」
―――――――
今日〇〇が9本のバラをくれようとしていることも、どのレストランを予約しているかもぜーんぶ分かるよ
でももっと欲しい。あと90本。
それか7本減らす?
まぁくれるだけいいか。
今会いに行くからね❤︎



率直な感想なんですけど(?)
上手くまとまった気がしませんねこれ
いい感じですかね??
まぁ怖いところって言うのは
・5年と4年の認識
・意識して好みに合わせ、
さらに痴漢まで狙っていた。
・バラの本数も怖め??
こんな所ですかね…

2/9/2024, 2:27:19 PM