勿忘草

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雨に佇む


夜更けの歩道でひとり
傘もささずに雨に佇む
夏の終わりの雨は
少しだけ冷たい
見上げれば
鳥籠の中のよう
私は歌うこともできず
俯いてしまう
今日のことは今日に任せて
明日のことは明日に頼んで
思いを排水溝へ流したら
少しずつ歩き出せる

8/27/2024, 10:45:39 AM