ぺんぎん

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貴方の柔らかい項に手を添えたときぷちりとなにか縺れた糸が弾けるような
身体中がんじがらめになるくらいの甘美な快楽を拾っていく
ぐっと細長い指を押さえつけた
傷口を舐めあって其れでも生きていたのだけれど
ぐずぐずに甘ったるい恍惚そうなまなじりに雨が滲んだ
薄い声が途切れていく、
彼は愛に淀んだロマンチスト、僕も相当か

7/15/2022, 10:49:06 PM